東京建物は3日、東京駅八重洲中央口前で手がける再開発エリアの名称を、「TOFROM YAESU(トフロム ヤエス)」に決めたと発表した。エリアには複合商業ビルが2棟でき、オフィスや商業施設などが入る。東京駅と地下で直結する。
地下4階地上51階建ての「タワー」には、バスターミナルや約800人を収容できる劇場なども入る。地下2階地上10階建ての「ザ フロント」の最上階にはテラスができる。タワーは2026年2月、フロントは同年7月に完成する予定。開業時期は未定だ。
八重洲エリアでは、大規模な再開発が続く。23年3月に三井不動産が「東京ミッドタウン八重洲」を開業。24年8月にはミッドタウンの隣で別の複合商業ビルの建設が始まった。東京駅北側では、385メートルの超高層ビル「トーチタワー」の建設も進む。