トランプ米大統領は1日、英語を米国の公用語とする大統領令に署名した。「移民の国」である米国で、連邦政府として英語を公用語に指定するのは初めて。スペイン語をはじめとする非英語話者に対する行政の支援が減る可能性もあり、反発を招きそうだ。
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今回の大統領令は、「英語を公用語にすることで、コミュニケーションを効率化するだけでなく、国民が共有する価値観を強化し、よりまとまりのある効率的な社会が作られる」とし、移民に英語の習得を奨励するとしている。
2000年に当時のクリントン大統領が出した、政府機関に非英語話者に対する支援を求めた大統領令は取り消された。政府機関は、英語以外での言語でのサービスを継続するかを選択できるようになるという。
トランプ政権は1月の発足後…