政府が4日に閣議決定したマンション関連3法の改正案には、隣接地を取り込み、「一体化」して建て替えやすくすることが盛り込まれた。実務上、どんなメリットがあるのか。
- マンションの「二つの老い」に対応 建て替えや改修しやすく法改正へ
マンションの建て替え業界で最大手の旭化成不動産レジデンスが建て替えを手がけた49件(今年2月時点)のうち、隣接地を取り込んだケースは東京都と鹿児島県で計7件あった。隣接地にあったのは、戸建て住宅やビル、老朽化したマンションなど。いびつな形だった敷地を四角形に整理したり、容積率を有効利用できたりしたという。
同社のシンクタンク「マンシ…