静岡県教育委員会は5日、県東部の県立高校で、2年生1クラス分の1学期の成績一覧表のデータが流出し、クラスの生徒間のSNSグループで共有される事案があったと発表した。
県教委によると、4日午後0時半ごろ、同高2年生向けのクラウドに教諭が誤って、35人分の成績一覧表をアップロードし、2年生282人全員が閲覧できる状態になった。データを見た生徒から連絡があり、約5分後に削除したが、データ画面の複写画像がそのクラスの生徒のSNSグループに流出したという。
データには生徒の氏名や各教科の評価、順位などが含まれていた。教諭はファイルに、模試の年間スケジュールと誤った名前をつけていて、アップロードを間違えたという。