インタビューに応じる高島屋の村田善郎社長=2024年4月19日、東京都中央区、岩沢志気撮影 歴史的な円安で訪日外国人の消費が増え、百貨店業界は活況です。ただ、高島屋の村田善郎社長は今が「ぎりぎり良い状態」で、これ以上円安が進むと業績にマイナスになると言います。その理由などを聞きました。 ――1ドル=154円台まで円安が進んでいます。業績への影響はどうですか。 ぎりぎり良い状態です。150円くらいまでがいいところで、少し過熱感はあると感じています。 輸入品が高くなりすぎている…