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試験開始を待つ受験生=2025年3月11日午前9時13分、高松市番町3丁目、内海日和撮影
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 香川県内の公立高校で11日、一般選抜の学力検査があり、4742人が受験した。12日に面接と適性検査があり、追試験は15日。合格発表は21日にある。

 全日制の受験者は4666人で、競争率は1・07倍(前年度1・07倍)で昨年に引き続き過去最低だった。全国募集の「せとうち留学」に9人が受験した。定時制には67人が受験し、競争率は0・14倍(同0・16倍)だった。

 出題方針について、県教委は「自ら考え、判断し、表現する力などといった学習の成果がより一層評価できるようにした」としている。

 試験問題には、身近なテーマが採用された。国語では、クラスでの話し合いの場面を想定し、自身の体験や知識を基に、考えを論理的に表現する力を問うた。英語では、栗林公園を題材にしたスピーチ、理科では瀬戸内海で霧が発生した時期にまつわる問題が出題された。

 平均正答率は例年並みの55%を見込んでいる。

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