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JR高松駅の間近に開学した徳島文理大の高松駅キャンパス=2025年3月11日午後0時42分、高松市浜ノ町、和田翔太撮影
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 徳島文理大学(本部・徳島市)の高松駅キャンパスの開学式が11日、高松市浜ノ町の同キャンパスであった。関係者約300人が出席し、大学を運営する村崎学園の村崎文彦理事長や池田豊人県知事がテープカットした。

 高松駅キャンパスは、JR高松駅から徒歩数分で、地上18階、地下1階建ての東棟と、地上8階建ての西棟で構成する都市型キャンパス。さぬき市にある香川キャンパスの理工学部など4学部の全学生が移り、総合政策学部経営学科が新設される。新入生をあわせた学生と教職員は4月時点で1500人規模となる見込み。

 敷地面積は約6350平方メートルで、施設内には図書館や屋外運動場のほか、AIロボットなど最先端の技術が学べる研究施設などを備える。

 式典で、村崎理事長は「学生時代という貴重な期間をここ高松で過ごす学生に深い学びと豊かな経験を得てもらえるよう尽力する」とあいさつ。

 池田知事は「知の拠点として、高松と香川ににぎわいをもたらしてくれるものと大いに期待している」と述べた。

 開学に先立ち、大学は電車で約1時間の岡山市などでも広告を打ってきた。今年度の入試の香川県内の受験者は例年の2倍、県外受験者は1・5倍に増えた。広報担当者は「高松の駅前で、自宅から通いやすいことがフィットしたのでは」と話している。

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