金沢市在住のフランス人エッセイスト・フランソワーズ・モレシャンさん(88)が16日午後2時から金沢21世紀美術館(金沢市広坂1丁目)のシアター21で日本文化について講演する。
トークテーマは「失われた『日本』を求めて」。フランスの大学で日本語を学び、石川県の観光大使を務めるモレシャンさんが「古き良き」文化や美術を紹介し、日本の将来について考える。
ファッションアドバイザーでもあるモレシャンさんは、2007年から同館でトークイベントを開催している。落合博晃広報課長は「音楽や文学にも精通しており、独自の視点で世界を語ることができる人。若い人にもぜひ話を聞いてもらいたい」と話す。
参加費無料、定員120人(事前予約優先)。申し込みは同館HP(https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=25&d=2156)から。問い合わせは同館交流課(076・220・2811)。