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公開されている大涅槃図。頭上には満月が描かれ、釈迦(しゃか)の周りには十大弟子、四天王、八部衆、観音、阿修羅(あしゅら)など、多くの像が描かれている=2025年3月11日午後1時30分、京都市東山区、新井義顕撮影

 皇室の菩提(ぼだい)所として「御寺(みてら)」と呼ばれる泉涌寺(せんにゅうじ)(京都市東山区)で、釈迦が入滅(にゅうめつ)したときの様子を描いた大涅槃(ねはん)図が公開されている。16日まで。

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釈迦(しゃか)を囲む十大弟子ら=2025年3月11日午後1時37分、京都市東山区、新井義顕撮影

 寺によると、大涅槃図は縦約16メートル、幅約8メートル。国内最大級で、江戸中期の作とされる。満月の下、頭を北にして横たわる釈迦の周りで、多くの弟子や動物が嘆き悲しむ姿が描かれている。

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足元にはゾウやキジなど動物が描かれている=2025年3月11日午後1時51分、京都市東山区、新井義顕撮影

 拝観受け付けは午前9時~午後4時半。15日には釈迦をしのぶ法要「涅槃会」がある。問い合わせは泉涌寺(075・561・1551)。

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釈迦の弟子の1人が嘆き悲しんでいる=2025年3月11日午後1時56分、京都市東山区、新井義顕撮影
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阿修羅(あしゅら・中央上)と観音像=2025年3月11日午後1時56分、京都市東山区、新井義顕撮影
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大涅槃図が公開されている仏殿=2025年3月11日午後2時2分、京都市東山区、新井義顕撮影

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