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選抜大会に向けて練習をする広島商の選手たち=2025年3月13日、阪神甲子園球場、上山浩也撮影

 第97回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟・毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)の甲子園練習が13日から2日間の日程で始まった。広島商の選手は初日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場に足を踏み入れ、グラウンドの感触を確かめた。

 1校30分間の練習時間で、広島商は守備、打撃と投球練習をまんべんなく行った。昨秋の公式戦で出場全選手の中でトップタイの15打点をあげた名越貴徳選手(2年)は「ここでプレーできるんだとうれしくなり、活躍したいという思いがすごく湧いた。チームの勝ちに貢献できる打撃が出来たらと思う」と話した。

 西村銀士主将(3年)は1年夏、2年夏の広島大会で、ともに背番号をつけて準優勝を経験した。ようやく立った甲子園のグラウンドに、「あと一歩を2回経験して、やっと来ることが出来た。目標は優勝なので、目の前の試合を一戦一戦、大事に戦います」。

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