オーストラリアのアルバニージー首相は28日、連邦議会の下院(定数150、任期3年)を解散し、5月3日に総選挙を実施すると発表した。現地メディアの世論調査では、直近の与党・労働党と野党の保守連合(自由党、国民党)の支持率はほぼ互角で、接戦が予想される。
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「豪州は転換期を迎えている。5月3日にみなさんは進むべき道を選択するのです」。28日、首都キャンベラでの記者会見で、アルバニージー氏はそう述べた。
今回の選挙では、生活費の高騰や住宅不足などへの対策が争点となりそうだ。米トランプ政権の関税政策による経済への影響も懸念されている。
選挙結果によっては、豪州で原発が導入される可能性もある。
法で禁止されてきた原発
現地メディアなどによると…