大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会(万博協会)は21日、19日までの開幕1週間の一般来場者が52万4937人だったと発表した。運営スタッフなど関係者11万4938人を加えた総計は63万9875人。
協会は閉幕までに2820万人の来場者を見込み、1日平均で約15万人の入場が必要になる計算だが、まだ15万人を超えた日はない。記者会見した高科淳副事務総長は「スタッフの習熟度が上がっていて、入場枠を柔軟に増やす。より多くの方々に来ていただけるようにしたい」と話した。2005年の愛知万博の開幕1週間の入場者数は42万6千人だった。
万博協会はまた、2023年11月30日から開幕前日までに前売り券が969万枚売れたと発表した。教育旅行などでさらに約230万枚の販売を見込んでおり、合わせると約1200万枚になるが、目標の1400万枚には届かなかった。高科氏は「これまで以上に魅力を発信しなければならない」と話した。