23日の東京株式市場では、日経平均株価が反発した。前日終値からの上げ幅が一時900円を超え、取引時間中としては20日ぶりに3万5000円台を回復した。米政権の関税政策への警戒感がやや和らぎ、前日の米国市場で主要な株価指数が上昇した流れを受けた。
前日のニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均が5営業日ぶりに反発。前日より1016.57ドル(2.66%)高い3万9186.98ドルで終えた。
米ブルームバーグ通信は、ベッセント財務長官が非公開のイベントで、中国との関税を巡る対立は持続不可能であり、緊張が緩和することを望んでいるなどと発言したと報じた。前日までの下落で米国株に割安感が出たことも、買い戻しの動きにつながった。
東京市場もこの流れが続き…