ウクライナのゼレンスキー大統領が24日、南アフリカを訪れ、ラマポーザ大統領と会談した。ロシアのウクライナ侵攻後、ゼレンスキー氏がアフリカ大陸を訪れるのは初めて。停戦をめぐる米国との交渉が厳しい状況にあるなか、グローバルサウス(新興・途上国)の一角として影響力を増すアフリカと関係を強める狙いとみられる。
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ゼレンスキー氏は24日の共同会見で「ロシアに対する国際的な圧力を強めるために、世界各国が努力を結束させる重要性を議論した」と説明。南ア政府との連携強化が必要だとした。ラマポーザ氏は「ウクライナはアフリカ大陸との関係強化を大きく前進させた」と語った。
アフリカ外交で後れをとるウクライナ
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