Smiley face
写真・図版
香川県

 【香川】JR四国は、瀬戸大橋を渡る宇多津―児島間の2024年度の利用実績をまとめた。利用者数は約712万人で、前年度を約3%上回り、5年ぶりに700万人台を回復した。

 コロナ禍からの回復を反映して利用者は4年連続で増加したが、コロナ禍の影響の小さかった19年度を約7%下回り、開業以来5番目に少なかった。

 1日平均では約1.9万人で、列車別では快速マリンライナーが1万2667人、特急しおかぜが4116人、特急南風が2363人など。いずれも前年度を上回った。

 JR四国の担当者は「四国の人口減や生活様式の変化などのマイナス要因もあるが、今年度は瀬戸内国際芸術祭などもあり、インバウンドも引き続き好調なので、コロナ禍前並みの利用を期待したい」と話している。

共有