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米オープンAIのロゴ=ロイター

 米オープンAIは28日、生成AI(人工知能)「ChatGPT(チャットGPT)」に、チャットを通じて買い物ができる機能を追加したと発表した。検索機能の強化の一環という。

 同社によると、検索のためにチャットGPTを使うユーザーが増えている。米メディアは米グーグルと競合する可能性を指摘している。

 チャットGPTの買い物機能では、探している商品の条件などを入力すると、複数の候補について画像や価格、レビューなどが紹介され、購入先へのリンクが表示される。

 これまでは画像や価格の比較には対応していなかった。28日から数日かけて順次実装され、無料登録や未ログインを含む全てのユーザーが使えるようになるという。

 同社によると、チャットGPTの検索機能は「最も人気で、最も急速に成長」しており、過去1週間に10億回以上の検索利用があった。検索機能の強化ついて、米ブルームバーグは「グーグルなどの競合勢に対抗する狙いがある」と指摘している。

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