セブン&アイ・ホールディングスは1日、買収提案を受けているカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールと秘密保持契約を結んだと発表した。買収交渉が前進した形だが、セブン経営陣は単独経営を志向しており、先行きはなお不透明だ。
秘密保持契約は、セブンの資産を調べて買収金額を精査するために必要だが、クシュタールは昨年に7兆円規模の買収を提案しながら、契約を結べずにいた。
セブンの説明によると、クシュタールが「敵対的買収はしない」と保証する条項を盛り込むことを受け入れ、先週末までに契約を結んだという。
ただ、買収のハードルはなお…