鹿児島市の少年画家ポヨヨン太郎さん(12)=本名・西村太郎=の個展が29日、同市名山町のレトロフトMuseoで始まった。昨年の公募展で入賞した「ちんちんまんだら」など45点を展示販売している。奇想天外なキャラクターたちが独特の雰囲気を醸し出している。5月6日まで。
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まんだらは、縦180センチ、横170センチの台紙に、独自のキャラクターを描いた36枚の和紙を縫い付けた作品。昨年の福岡県田川市美術館のタガワアートビエンナーレ「英展」で優秀賞を受け、最年少の入賞となった。
36のキャラクターのうち最も気に入っているのが「てんとう虫」。顔の両側にある羽根のような部分に細かい点が並んでいる。「小さな点がたくさんあったら面白いと思って」描いたという。少女マンガの主人公のような目が特徴の「おんなの子」もお気に入りだ。
入場無料。午前11時~午後6時(最終日は午後5時まで)。