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2025年5月2日、イエメンの首都サヌアでパレスチナ人への連帯を示すために集まったフーシの支持者ら=ロイター

 イスラエル軍は6日、イエメンの反政府武装組織フーシが支配する首都サヌアの国際空港を空爆したと発表した。4日にフーシのミサイルがイスラエルの商都テルアビブ近郊のベングリオン空港に着弾したことへの報復攻撃だとしている。イスラエル軍は5日にも西部ホデイダの港湾などを爆撃し、死傷者が出ている。

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 イスラエル軍の6日の発表によると、複数の戦闘機がサヌアの空港の滑走路や航空機などを空爆したほか、サヌア近郊の複数の発電所やコンクリート工場も爆撃した。こうした施設が「フーシのテロ活動に悪用されている」と主張している。

 イスラエル軍は5日にも、約20機の戦闘機でホデイダの港湾の補給施設など数十カ所の目標に50発の爆弾を投下したという。「ホデイダ港は(フーシを支援する)イランからの武器や軍事装備品を受け取る拠点として使われている」としていた。

 2023年10月にパレスチ…

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