米国の中央銀行にあたる米連邦準備制度理事会(FRB)は7日、政策金利を据え置くと決めた。利下げを見送り、政策金利を維持するのは3会合連続。トランプ政権による関税政策が、物価高(インフレ)や景気に与える影響を見極める。
金融政策を議論する連邦公開市場委員会(FOMC)を6、7両日に開き、全会一致で決めた。政策金利はピーク時より1.0%幅低い現状の年4.25~4.50%を維持する。
コロナ後の激しいインフレが落ち着いたのを受け、FRBは昨年12月まで3会合連続で利下げした。だが、年明け以降は利下げを止め、様子見に転じている。
FRBが注視するのは1月2…