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新潟県

 新潟県は9日、ふるさと納税の返礼品の米が、延べ784人に発送できなくなった、と発表した。返礼品としての人気が高く、想定以上の申し込みがあったという。

 県によると、発送できなくなったのは、いったん寄付すると複数回にわたって米を受け取れる「定期便」の一部品目。151人分については、流通業者から「在庫がなくなる」と連絡を受けたのにサイト運営業者が誤って受け付けを停止しなかったのが原因で、4月分から発送できなくなった。残り633人分は、別の流通業者が在庫を確保できないことが判明し、6月分から発送できなくなったという。

 県は寄付者に対し、10月以降に2025年産の新米を受けとるか、申込品目とは違うが県内の別の産地の米で代替するか、などを提案している。米を返礼品とする県のふるさと納税は、24年度は前年度の約2倍の約2万2千件の申し込みがあった。

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