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ボクシングのグローブをつけ、ミット打ちをするリチャード=2021年

 プロ野球ソフトバンクは12日、リチャード内野手(25)と、巨人の秋広優人内野手(22)、大江竜聖投手(26)との交換トレードが成立したと発表した。

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 昨季までウエスタン・リーグ5年連続本塁打王のリチャードは、8年目にして初の開幕スタメンの座をつかんだが、6試合で打率0割9分1厘、本塁打、打点はともにゼロと結果を残せず、4月5日に2軍に降格していた。

 以下は球団を通じたリチャードのコメント。

 「話を聞いた時には驚きましたが、少し落ち着いてくると、これまで見守ってくれたホークスの皆さんへの感謝がどんどん湧いてきました。特に王会長や小久保監督、山川さんには期待をかけてもらい、何度もありがたい言葉や指導を受けました。それに応えられないままなのが心残りですが、これからジャイアンツで成長する姿を見せて恩返しをしたいと思っています。ジャイアンツの印象としては、ファーム選手でも対戦した時にどっしりとした威圧感というか、威厳のようなものを感じていました。これからそのチームの一員になるんだと思うと身が引き締まります。育成で入団してから8年間、良いことも悪いことも経験してきて、心が折れそうになったこともありますが、ファンの皆さんの声援でその都度立ち上がって頑張ることができました。チームが変わっても、僕はこれからも砂川リチャードなので、引き続き応援してくれたらうれしいです」

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