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不登校・ひきこもりの人を支援する藤田恵理さん(中央)と長浜市社会福祉協議会の職員=2025年4月18日午前10時28分、滋賀県長浜市、小西良昭撮影

 滋賀県長浜市を中心にした不登校の親の会などが、不登校の子やひきこもりの人向けの支援冊子を改訂した。長浜・米原・彦根の3市と犬上・愛知両郡内で、支援する居場所やフリースクール、親の会、公的機関を載せた。

 編集した親の会は「cotton~こっとん~」(長浜市)。代表の藤田恵理さん(39)は長男が小学生で不登校になったのをきっかけに2017年、仲間をつくろうと会を始めた。オンラインを含めて月に3、4回、茶話会などで交流する。

 支援冊子は22年が初版。今回、情報の内容を更新した。藤田さんは「情報を探す元気のない保護者のために作った。つながれる場所があると、知ってほしい」と話す。

 発刊イベントは17日午後2時、長浜市湖北町速水の湖北福祉ステーションで。支援の現状や各団体のトークなど。冊子に載せた団体がブースを出す。

 参加無料で申し込み不要。詳しくはメール([email protected]メールする)か、藤田さん(090・5132・8405)へ。

 支援冊子は県内で5圏域版があり、県フリースクール等連絡協議会のホームページ(https://www.shigafs.org/別ウインドウで開きます)で公開。社会福祉協議会でも手に入る。

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