19日に行われた米ロ首脳電話協議は、今後の和平交渉にどんな意味を持つのか。現代ロシア政治研究を専門とする、防衛省防衛研究所の長谷川雄之主任研究官に聞いた。
- 「仲介者」トランプ氏が見せた甘さ 米ロ電話協議、停戦合意得られず
トランプ米大統領がロシアのプーチン大統領に丸め込まれてしまっている印象だ。トランプ氏は電話協議の前には自分が加わらなければ前進はないと言っていたのに、協議後はロシアとウクライナに直接交渉させると言い始めた。米国はもう介入しないというニュアンスさえ感じる。
プーチン氏は将来の和平に向…