【千葉】新聞記事を題材にして、文章の構成や表現の仕方などを学んでもらおうと、市川市立大野小学校で23日、朝日新聞京葉支局の鈴木逸弘支局長と若井琢水記者が出前授業をした。
5年生の児童たちが、記者が取材・執筆した記事を読み、その内容などを4コマ漫画で表現する作業に挑戦した。
鈴木支局長の授業では、埼玉・八潮の道路陥没事故で、現場で活躍した室内用ドローンを開発した会社の記事を題材に。若井記者の授業では、小学5年生(当時)による船橋市議会への陳情をきっかけに、スケートボードができる広場が整備されることになった記事を取り上げた。児童たちは、作成した4コマ漫画をもとに班ごとに意見交換し、発表した。
出前授業は、新聞を学校に無償で届ける「すべての教室に新聞を」活動を続ける県新聞組合市川支部の取り組みの一環。