「あつぎひがし座」を撮影した松田礼子さんの作品 地元伝統の人形浄瑠璃を演じる女性たち。その姿と舞台の陰影にひかれ、モノクロフィルムで写真撮影を続けてきた女性アマチュア写真家がいる。喜寿を迎え、初めての個展を開催する。タイトルは「おんなたちの人形浄瑠璃」。 神奈川県厚木市栄町1丁目の主婦、松田礼子さん(77)が人形浄瑠璃と出会ったのは、四半世紀前のこと。子どものPTAで知り合った林田洋子さんが代表を務める「あつぎひがし座」の人形浄瑠璃の舞台を見に行く機会があった。 江戸時代からの伝統 もともとカメラが趣味だった…