「第48回全日本おかあさんコーラス」の四国支部徳島大会が21日、徳島市藍場町2丁目のあわぎんホールで開かれる。21団体が出場予定で、8月23、24日に山形県で開かれる全国大会の出場を目指す。今年は3月に急逝した吉森章夫・前県合唱連盟理事長をしのぶ合同合唱も行われる。
大会は、全日本合唱連盟四国支部、朝日新聞社の主催で、キユーピーが協賛する。美しい歌声を響かせるだけでなく、思いを伝える表現や独自性なども含めて評価されるのが特徴だ。
出演団体の発表が終わった後、吉森さんから厳しくも愛情ある指導を受けてきた「教え子」たちが合同合唱を行う。吉森さんの思い入れが深かった「逢(あ)えてよかったね」など計3曲をステージで披露し、感謝の気持ちを表す。
午前10時半開演。入場料は小学生以上500円。問い合わせは県合唱連盟事務局の大井さん(090・2824・5006)へ。
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大会を前に、出演団体が県合唱連盟に寄せた意気込みの中から、3団体を紹介する。
38回目の出場となる「パープル・エコー」(石井町、19人)は「楽しく歌って心も体も健康に」を合言葉に、毎週金曜日に練習に励む。「思いが伝わるよう、心を込めて歌いたい」と力を込める。
結成時は3人だった「レディースアンサンブルひまわり」(阿南市、12人)は「子育てや仕事で離れた人もいた。今年は戻ったり、新たに加わったりして2桁の人数で参加できることがうれしい」。
2020年1月結成の「Chor Sona(コール ソナ)」(徳島市、9人)は「常に前向きに、チャレンジ精神をもって頑張っている。ステージで歌える今が当たり前ではないことを忘れずに、届く音楽を目指す」としている。
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◆出演団体(演奏順) わかくさコール・マミー▽コール・エ・コールかもじま▽エトワール山川▽メープルエコー川島▽合唱団うたすずめ▽Chor Sona▽合唱団「すみれ」▽女声合唱団「鸞」▽レディースアンサンブルひまわり▽パープル・エコー▽合唱団なると▽コンセール合唱団▽MORE美しすぎて▽半田女声コーラス▽女声コーラス・オルゴール▽女声合唱団「欅」▽ノイエ・マーマレード▽ハーモニーそよ風▽コーロ ディ マルツォ▽グリューン・コール▽ハーモニー佐古