2018年に起きた最大震度6弱の大阪北部地震から7年となる18日、小学4年生の女児がブロック塀の倒壊に巻き込まれて亡くなった大阪府高槻市の市立寿栄小学校の正門前に、献花台が設けられた。
地震が発生した時刻の午前7時58分に合わせ、三谷倫匡(ともまさ)校長や浜田剛史市長らが黙とうした。
大阪北部地震では高槻、大阪、枚方、箕面、茨木の各市で震度6弱を観測。府内で6人が亡くなった。同校に登校中だった三宅璃奈さんは、学校のプール脇の高さ3・5メートルのブロック塀の倒壊に巻き込まれた。
倒木の危険性、全市立小中の1万本を調査
高槻市は地震の後、子どもの安全をどう守るのか様々な模索を続けてきた。市内のブロック塀の撤去を進め、今年度は新たにすべての学校で倒木の危険性も調べた。
亡くなった三宅さんは、自身…