第107回全国高校野球選手権宮崎大会（県高校野球連盟、朝日新聞社主催）の組み合わせ抽選会が18日、宮崎市のひなた武道館であった。出場する45チームの主将らがくじを引き、対戦相手が決まった。大会は7月5日に開幕。日程が順調に進めば、決勝は26日午前10時から、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われる予定だ。
大会には飯野と福島が連合チームを組み、高千穂は延岡学園から応援の部員を得て参加。46校の45チームが出場する。
抽選会では、シードの8チームが第1シードの日南学園から順番にA～Dのパートに割り振られ、その後に各チームの主将らが封筒に入ったくじを引き、それぞれの番号を示して読み上げた。
5日の開会式直後の開幕試合は、日向工と都城商が対戦することが決まった。日向工の河野旬音主将は「緊張はするけど、いつも通り声をかけ合って、全力でぶつかりたい」。
昨夏の覇者で、第2シードの宮崎商は、2回戦で高鍋との対戦が決まった。水谷友哉主将は「いよいよだなという気持ち。さらに気を引き締めて先輩たちに追いつき、甲子園で勝てるよう、県大会から一戦一戦、大事に戦っていきたい」と話していた。
5月の県選手権で優勝した第1シードの日南学園は、2回戦で延岡星雲と対戦する。井野大地主将は「初戦に向けてしっかり準備していきたい。接戦が多いと思うので、自分たちの野球に集中し、優勝して甲子園に行きたい」と話した。
県高野連の香川健二会長は「それぞれ自分たちの野球をして、悔いの残らない、最高の夏にしてほしい」と語った。
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選手宣誓は23人の希望者から、鵬翔の宮川颯太主将(3年)に決まった。「宮崎県代表として全国を目指す。まずそのトップに立って宣誓したい」と志願したが、抽選で決まって「びっくり」と驚きつつ喜んだ。「野球をやっている人、やっていない人関係なく、全国の高校野球を愛する人たちに自分たちの3年間と熱い思いを伝える宣誓にしたい」と意気込んだ。
