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組み合わせ抽選前、緊張した面持ちの各校の主将や責任教師ら=2025年6月20日午後2時34分、鳥取県倉吉市駄経寺町のエースパック未来中心、奥平真也撮影
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 第107回全国高校野球選手権鳥取大会の組み合わせ抽選会が20日にあり、参加23チームの組み合わせが決まった。

 昨夏の全国選手権大会出場校で、今春の県大会も制した鳥取城北は初戦の2回戦で米子工―八頭の勝者と戦う。昨夏準優勝で今春の選抜大会に出場した米子松蔭は境―鳥取商の勝者と、今春の県大会準優勝の米子東は倉吉北―倉吉農と対戦する。

 試合はどらやきドラマチックパーク米子市民球場で行われる。7月12日に開幕し、順調に進めば決勝は28日にある。

鳥取大会の展望(前年優勝校 鳥取城北 前年参加チーム数22)

 春季県大会を制した鳥取城北が頭一つ抜けている。投手陣の厚さが強みで、春は田中勇飛、鈴木欧音、浜野功成の3投手が5試合で計49三振を奪った。打線も5試合すべてで2桁安打を放つなど、圧倒的な強さを見せつけた。

 今春の選抜大会に出場した米子松蔭は、春の県大会では投打に持ち味を発揮できず、準々決勝で敗れた。接戦をものにして中国大会で準優勝した昨秋のように守備力や機動力などを生かし、再び甲子園の土を踏めるか。

 その米子松蔭を破り4強に進んだ鳥取育英や、準優勝の米子東も注目校だ。鳥取西、境、鳥取商、米子北なども地力がある。

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