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昨夏の山形大会で優勝を決め、喜ぶ鶴岡東の選手たち=2024年7月27日、ヤマリョー、坂田達郎撮影

 第107回全国高校野球選手権山形大会(前年優勝校 鶴岡東 前年参加チーム数41)

 春の県大会を制した酒田南、準優勝の山形中央、昨夏代表の鶴岡東、2年ぶりの頂点を狙う日大山形。この4校が軸になりそうだ。

 酒田南はエースの山中一輝が打たせて取ってリズムをつくり、前田力吉丸らの巧打でつなぐ。山形中央は左腕小坂楓が的を絞らせない。打線は勝負強い武田陽翔を中心に小技も絡める。

 鶴岡東は左腕杉浦朔の制球が安定し、長打力のある酒井友成ら昨夏の甲子園経験者もそろう。日大山形は球威のある本田聖をはじめ、投手層が厚い。

 追うのは、強打の東北文教大山形城北と羽黒か。投打がかみ合う山形商も期待される。

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