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初の甲子園出場を決め、喜びを爆発させる新潟産大付の選手たち=ハードオフ、2024年7月26日

 第107回全国高校野球選手権新潟大会(前年優勝校 新潟産大付 前年参加チーム67)

 春の県大会を制した中越と昨秋の県大会の覇者・新潟明訓を軸とした戦いが予想される。中越の左腕雨木天空(そら)は緩急を生かした投球が持ち味。勝負どころではキレのある変化球で三振も狙える。打線は清水悠利、窪田優智(ゆうと)らが勝負強い。新潟明訓は制球の良い田村洸太郎が投手陣の柱。権平幸太郎、小野塚晃希ら好打者が攻撃を引っ張る。

 春の県大会で、帝京長岡、日本文理に競り勝ち、4強入りした関根学園は池田栞太(かんた)ら一発のある強打者がそろう。準決勝で新潟明訓に逆転勝ちした北越も打線に爆発力があり、注目だ。

 日本文理や帝京長岡、春の県大会は初戦で敗退した新潟産大付などの強豪も雪辱を期す。公立では、新潟や新発田農なども攻守にまとまりがあり、上位を狙える。

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