スナック菓子の「じゃがりこ」は、どうして子どもや若い人たちに好かれるのだろう。ちょっと硬めで、刺激的な味がするわけでもない。今秋、発売30周年を迎えるのを機に、カルビーの担当チームにいる中嶋陸満（りくま）さんに、人気の秘密を聞きました。
リレーおぴにおん 「つづく」
スナック菓子「じゃがりこ」の商品企画やマーケティングに携わっています。今年の秋で発売30周年を迎えます。当社商品では、昨年60周年の「かっぱえびせん」、今年50周年の「ポテトチップス」とともに、日常に寄り添い続けています。29歳でじゃがりことほぼ同世代の私は、長く愛されるブランドに新たな息吹を吹き込むことも役目だと思っています。
食べる人の気持ちを深く理解する姿勢が、「じゃがりこ」のロングセラーを支えてきました。
開発当初、「硬い、味がしな…
