3700人以上が犠牲になったとされるミャンマー地震から28日で3カ月。被災地の同国中部では雨期が本格化するなか、依然として多くの被災者が屋外のテントなどで生活しており、国連は衛生環境の悪化に警鐘を鳴らしている。
仮設住宅は「話も来ない」
26日、首都ネピドーの避難者のキャンプには100以上のテントが張られていた。公務員と家族400人以上が暮らす。
内務省の清掃員の女性(61)は「最近は連日大雨だ」と話した。国連機関から支給されたという雨よけシートをテントにかぶせ、テントの周りに土を盛って浸水を防いでいた。
女性が住んでいた公務員官舎…