大阪・関西万博の28日の一般来場者数が17万7千人(速報値)となり、過去最多を更新した。主催する日本国際博覧会協会は29日に発表した。これまでの最多は16万9923人(5月31日)だった。
28日は、日本の花火技術を発信する「Japan Fireworks Expo」の一環として秋田県の「大曲の花火」が打ち上げられ、集客につながった。夕方から夜の混雑対応として、会場南側のウォータープラザ周辺などでは、立ち入りや退場を規制した。
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協会は会期中に2820万人の来場を想定。23日の理事会では、運営費の収支が均衡する2200万人に届くよう、今後は少なくとも1日あたり約13万人の集客をめざすとした。ただ、速報値で24~26日は13万人を下回り、27日は13万1千人だった。