衆参両院は30日、国会議員の2024年の所得等報告書を公開した。1人あたりの平均所得は2513万円だった。政党別の平均では、自民党の2821万円が最多で、国民民主党の2463万円、日本維新の会の2308万円と続いた。
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公開されたのは、1年間を通じて現職だった国会議員で、衆院が339人、参院が233人。24年の衆院選で初当選した議員や、引退・落選の議員は含まない。国会議員(議長、副議長を除く)の歳費と期末手当を合わせた24年の給与所得は約2190万円だった。
所得総額が1億円以上だったのは4人で、いずれも自民議員。最多は元JPモルガン証券副社長の中西健治衆院議員で6億6244万円。漫画家の赤松健参院議員(2億2657万円)、加藤勝信財務相(2億2593万円)、逢沢一郎衆院議員(1億892万円)が続いた。上位20人中16人が自民だった。
記事後半では、衆参全議員分の所得を一覧化しています。検索で調べることができます。
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