Smiley face
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ベルリンで2020年1月、握手をするロシアのプーチン大統領とフランスのマクロン大統領=ロイター
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 ロシアのプーチン大統領とフランスのマクロン大統領は1日、イランの核開発計画やウクライナ情勢について電話で協議した。仏ロ両国の大統領府が発表した。両首脳の電話協議は、2022年9月以来、3年弱ぶり。両者は今後も協議を継続することで合意したが、ウクライナをめぐる主張は平行線に終わったとみられる。

 仏大統領府は声明で、電話協議が2時間以上に及んだことを明らかにした。両国の発表によると、イランの核開発計画をめぐって両首脳は、仏ロが国連安全保障理事会の常任理事国として、中東を含めた平和や核不拡散体制の維持に責任があるとの見解で一致。政治・外交的手段による解決策を模索する方針を確認したという。

 一方、ウクライナ侵攻に関する両首脳の立場は大きく異なっており、今回の電話協議でも話し合いは平行線に終わったとみられる。

 ロシア側の発表によると、プ…

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