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明日の参院選公示を前に、7月2日午後3時から8党の党首が集まり、討論を行っています。その模様をライブ配信します。

 参院選の公示を前に、日本記者クラブで2日、党首討論会が開かれ、与野党8党首が出席しています。論戦をタイムラインで速報します。

公明・斉藤氏「減税も給付も行う」[15:10]

 公明党の斉藤鉄夫代表は、「公明党は物価高を乗り越える経済と社会保障の構築を掲げた。そのためには、減税も、給付も行う」と主張した。

 加えて、物価高を越える賃上げを実現するため、エッセンシャルワーカーや医療・介護の現場で働く人たちの賃上げを行った上で、「科学技術の基礎力を向上させ、日本の競争力を向上させて、賃上げに結びつける」と訴えた。

維新・吉村氏「社会保険料を下げる改革を」[15:10]

 日本維新の会の吉村洋文代表は「社会保険料を下げる改革をやる」と掲げた。

 吉村氏は、食料品の消費税ゼロ%やガソリンの旧暫定税率の廃止を主張しつつ、「本質は社会保険料だ」と強調。「これから人口減少高齢化社会に入っていき、ますます負担が大きくなる」とした上で、「次世代に対しても責任ある政治をしたい」と訴えた。

立憲・野田氏、消費税0%は「有効な政策」[15:10]

 立憲民主党の野田佳彦代表は、「物価高からあなたを守り抜く」とのキャッチフレーズを掲げた。立憲は食料品の消費税0%への時限的引き下げを掲げている。値上げラッシュに歯止めをかけるために「有効な政策だ」と主張した。また財源を示した「責任ある減税」だとして、国債を発行しないことも強調した。ガソリンの旧暫定税率の廃止も訴えた。

石破首相「一番重要なのは賃上げ」[15:05]

 冒頭、各党首が発言した。

 石破茂首相(自民党総裁)は「この国の将来に責任を持つ。私どもはそういう訴えをしていきたい」と語った。「強い経済、豊かな暮らし、そして揺るぎない安心な日本を責任を持って作りたい」と述べ、GDP(国内総生産)1千兆円の実現や、コストカット型の経済からの脱却を掲げた。

 その上で「一番重要なのは賃上げだ」と指摘。「33年ぶりの高い賃上げが実現できているが、十分ではない。再分配ということをきちんと考えたい」とし、「公正、公平、正義、安心を訴える」と主張した。

参政党が初出席[15:00]

 日本記者クラブの党首討論会に、参政党が初めて出席した。

 日本記者クラブによると、①所属国会議員5人以上②国政選挙の得票率が有効投票総数の2%以上――という公職選挙法で定める政党要件をいずれも満たすことを討論会の参加条件としている。参政党は、所属国会議員が5人となったことで、いずれの条件も満たしたため、参加することになったという。

写真・図版
党首討論会に集う8人

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