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 伊賀鉄道(三重県伊賀市)は、車内灯を消した車窓から市民花火大会を楽しむ9回目の「花火鑑賞列車」を今月20日に運行する。昨年は申し込み開始からまもなく完売する人気ぶりだった。今年は7日正午から受け付ける。

 花火大会は午後8時15分から約30分間、上野運動公園近くの服部川河川敷から約1500発が打ち上げられる。列車は2両編成。当日午後8時7分に上野市駅を出発し、約50分間かけて伊賀上野駅との間を2往復する。途中の新居駅近くの野間川橋梁(きょうりょう)で約12分間停車し、車内灯を暗くして花火を一望できるようにする。

 先着60人。料金は中学生以上1200円、小学生600円。缶ビールかジュース(小学生以下には花火セット)がつく。「涼しい車内で、普段は見られないアングルの花火を楽しんで。ほかの鉄道では味わえません」と同社担当者。

 花火大会延期の場合は27日。申し込みは上野市駅への電話(0595・21・3231)かホームページ(https://www.igatetsu.shop/)で。駅窓口での申し込みはできない。

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