韓国の李在明(イジェミョン)大統領は3日、就任から4日で1カ月になるのを前に記者会見し、早期の訪日に意欲を示した。李氏は「早いうちに日本に一度、行くつもりだった」としたうえで、日本の参院選のため日程が確定できていない状況だとした。日韓首脳が往来する「シャトル外交」についても継続する意思を示した。
李氏は会見で日本との関係を問われ、「本当に敏感な議題が多い」としながらも、世界では自由民主陣営の一員でもあり、北朝鮮の核・ミサイルの脅威にさらされている点や、米国と同盟関係にある点でも同じだと指摘。経済的にも協力する余地が多いとした。
歴史問題はまだ清算できておらず、領土をめぐる論争など葛藤の要素もあるとする一方で、「柔軟で合理的な態度を持つべきだと思う」と述べた。
そのうえで、主要7カ国首脳…