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ディズニーメドレーに合わせてパフォーマンスも披露する片倉高校=2025年7月6日午前11時43分、府中の森芸術劇場、長屋護撮影
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 マーチ(行進曲)やポップス(大衆音楽)といった親しみやすいジャンルの音楽を通じて吹奏楽の魅力を楽しむ吹奏楽祭「2025マーチ&ポップス・イン・府中の森」が6日、東京都府中市の府中の森芸術劇場であった。小学生から社会人まで12団体が参加し、約800人が磨き上げた音色を踊りや歌を交えながらかわるがわる披露。観客は手拍子したり、口ずさんだりして楽しんだ。

 都吹奏楽連盟が主催し、朝日新聞社などが後援。合同バンドの参加も多く、世代や地域を超えた交流の場にもなっている。

 世田谷区内で交流がある駒沢大学高校、区立深沢中、区立尾山台中は3校で初めて合同バンドを結成し、約110人で演奏した。互いの学校を行き来して練習し、本番では15分の演奏時間で3曲を披露し、息の合った音色を奏でた。

 尾山台中の位田(いんでん)心春(こはる)さんは「高校生の迫力ある音と一緒に演奏ができて楽しかった」、深沢中の大野世麗南さんは「練習方法を含め色々と教えてもらえた」、駒沢大高の藤江凛太朗さんは「音楽を通じてすてきな交流ができたと思う」と話していた。

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