ロッキーズ戦の2回、中前打を放ちファンに応えるレッドソックス・吉田=ボストン(AP=共同) 米大リーグで9日、右肩のけがから戦列復帰し、今季初出場したレッドソックスの吉田正尚は、ロッキーズ戦でいきなり本領を発揮した。3安打1打点をマークし「いいスタートが切れた」と繰り返し、安堵の表情を浮かべた。 二回は高めの直球を鋭く中前に運んだ。四回1死三塁では、再び高めの直球を捉え、一塁手のグラブをはじいて右前へ転がる適時打。八回は落ちる球に合わせて右翼線二塁打とした。本拠地で祝福の歓声を浴び「ファンは野球に詳しい。結果でしっかり返せればなと思う」と語った。(ボストン共同)