日本に住む海外出身者の日常生活や仕事ぶりを掘り下げて人気のポッドキャスト番組があります。制作するのは、社員の約半数が外国籍の大阪市の越境EC企業。多様性・多言語の強みをいかし、新たなビジネスの機会を狙っています。
カンサイのカイシャ ここがオモロイ!
収録スタジオはオフィスビルの地下1階にあった。スタンドマイクが2本設置された机を、複数の三脚カメラやレフ板が取り囲む。背景の空色の壁沿いには盆栽や赤いだるまが飾られ、和の雰囲気を醸し出していた。
「Are you ready?」「Okay」
マイクチェックを済ませると、番組ホストの「Tobi」ことトビアス・ビーカーさん(31)は手前のカメラに目線を合わせ、英語で語り出した。「アンパッキング・ジャパンへようこそ」
ポッドキャスト番組「Unp…