25日に沖縄県で開業するテーマパーク「ジャングリア沖縄」。企画したマーケティング会社「刀」の最高経営責任者(CEO)の森岡毅氏は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)再建の立役者として知られる。ジャングリア開業を前に、朝日新聞のインタビューに応じ、沖縄での「勝ち筋」とその先にある「パーク輸出」への思いを語った。
――ジャングリアはどんな施設といえますか。
「造ったのは、沖縄旅行を最高にするパークだ。建設地は抜けるような高い青空のもとで、南国のエキゾチックな植物に覆われ、視界は全部大自然に切り取られる。東京や大阪のパークと全く違う、一歩踏み入れると独特の気持ち良さがある。現場の従業員の半分は沖縄出身で、柔らかくて人なつっこいホスピタリティーもポイントだ」
- ジャングリアの難度「ハリポタの数倍」 USJを辞め、再び沖縄へ
――沖縄でのパーク構想はUSJ時代に一度、頓挫しました。
「沖縄本島北部は、那覇空港…