大リーグ・ドジャースの大谷翔平(31)は21日(日本時間22日)、本拠ドジャースタジアムでのツインズ戦に「2番・投手兼指名打者(DH)」で先発し、3回1失点で降板した。打者としては3試合連続の本塁打を放った。チームは5―2で後半戦初勝利となり、連敗を3で止めた。
大谷は一回に先頭打者本塁打を浴びた。だが、その裏、無死一塁から変化球をとらえてバックスクリーンへ35号2ラン。すぐに自分のバットで逆転した。
二回は1死から安打と四球で得点圏に走者を進められたが、後続を打ち取った。三回も無失点に抑え、この回で降板した。3イニングを投げて1失点、被安打4、3奪三振、球数は今季最多の46球だった。
6月に右ひじ手術から投手復帰した大谷は、今季6度目の先発。後半戦は初登板だった。
この試合前まで5試合に登板し、9イニングで10奪三振、防御率1・00。勝ち負けはついていない。
大谷はオールスター前の会見で、後半戦に向けて「少しボリュームを出していければもっといい働きができると思う」と語っていた。