25日午後10時15分ごろ、大阪市都島区の毛馬桜之宮公園で「催涙スプレーをまかれた」と110番通報があった。現場周辺では当時、日本三大祭の天神祭があり、来場者で混雑していた。
大阪府警都島署によると、午後10時ごろに20代の男性が複数人で公園を歩いていると、面識のない男から「けんかしようや」と声をかけられ、断ったところ、スプレーのようなものを吹き付けられたという。
男性を含む少なくとも10~20代の3人が目の痛みを訴え、うち10代後半の女性1人が救急搬送されたが、いずれも軽傷だった。男はその場を徒歩で離れたという。
警察は使われたとみられるスプレー缶を押収。男は20代くらいで上半身は裸だったといい、署が行方を追っている。