人気漫画が原作のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃(やいば)』無限城編 第一章 猗窩座(あかざ)再来」の興行収入が、25日に100億円を突破した。配給するアニプレックスが28日発表した。
公開した18日から8日間で興収100億円を超えたのは、日本の上映作品で史上最速という。これまでの最速記録は、2020年に公開された前作「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の10日間だった。
興行通信社によると、日本で興収100億円を突破したのはこれで49作品になった。半数以上にあたる28作品は洋画だが、コロナ下の20年の「鬼滅」前作が歴代最高の404.3億円を記録して以降、人気漫画が原作の邦画アニメが躍進。「劇場版 呪術廻戦 0」(21年、138.0億円)や「ONE PIECE FILM RED」(22年、203.4億円)、「THE FIRST SLAM DUNK」(22年、164.8億円)、「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」(23年、138.8億円)、「劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦」(24年、116.4億円)などが次々と100億円超えを記録しているという。