ロシアのプーチン大統領は1日、訪ロしたベラルーシのルカシェンコ大統領と訪れた修道院で報道陣の取材に応じ、ウクライナ侵攻をめぐる和平協議について、「ウクライナ指導部が(合意の)時機ではないと考えるなら、我々は待てる」と述べ、戦闘を継続してウクライナ側に譲歩を迫る姿勢を示した。
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トランプ米大統領は、ロシアが8日までに停戦に応じなければ、ロシアと取引する国に100%の関税を課す考えを表明しているが、その「圧力」を無視した形だ。
プーチン氏はウクライナの最前線でロシア軍が攻勢にあり、激戦が続いていたウクライナ東部ドネツク州の要衝チャシウヤールをロシア軍が制圧したと主張。制圧を否定するウクライナ側について、「指導部が適切に情報を伝えられていない」との考えを示した。
また、新型の中距離弾道ミサ…