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開会式で入場行進する明豊の選手たち=2025年8月5日午後4時14分、阪神甲子園球場、溝脇正撮影

 第107回全国高校野球選手権大会の開会式が5日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であり、明豊の選手20人は腕を大きく振り、堂々と行進した。

 外野からの全体行進が始まると、引き締まった表情で、まっすぐ正面を見据え、ブラスバンドの演奏やスタンドからの拍手に包まれながら歩いた。前日、宿舎近くで腕を肩まで上げて足もしっかり上げる行進練習をしたという岡田晴樹主将(3年)は「チームの先頭で歩いて、スタンドの景色がすごく、人も多く気持ちよかった」。昨夏も行進したが、「ついて行ったみたいな感じだったが、今年は違った」という。昨夏の全国優勝校、京都国際の主将が返還する優勝旗を目で追ったといい、「でっかい、すごい。持って帰りたい」「一番の目標は優勝だが、まずは目の前の一戦一戦を頑張る」と話した。

 選手らはその後、開幕試合を観戦し、甲子園の照明などを確認した。明豊は大会第5日の第4試合で市船橋(千葉)と対戦する。日程が順調ならば、9日午後6時45分に試合開始予定だ。

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