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叡明―津田学園 十一回表叡明無死一、二塁、田口の右前適時打で生還し、ガッツポーズする二塁走者根本=伊藤進之介撮影
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 (7日、第107回全国高校野球選手権大会1回戦 津田学園5―4叡明)

 叡明の1番打者、根本和真は主将らしくチームを引っ張った。二回には中堅からの見事な本塁返球で相手の追加点を阻む。五回には左中間を破る適時二塁打を放ち、犠飛で同点のホームを踏んだ。

 序盤は劣勢だったが、「終盤に必ずチャンスが来る。下を向くな」と仲間に声をかけた。

 ただ、悔いが残るのは十回タイブレークの攻撃だ。走者2人を置いた打席。バントできずに追い込まれ、強攻に切り替えたが遊ゴロ併殺。「進塁打をと思ったが、内角を突かれて右に打てなかった」。しかし、好投手相手に「タイブレークまで持ち込めた。やってきたことは示せた」と振り返った。

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